ナラティブ(物語)について

ナラティブ(物語)について

 ここ数年で耳にするようになったナラティブ(Narrative)。まだ馴染みの浅い言葉であるが、直訳すると「物語」という意味を持っている。多くの者がイメージする「物語」とは「ストーリー(Story)」ではないだろうか。

 では、このナラティブとストーリーとの違いはなんなのだろうか。

 CEDEC2013にて講演された株式会社スクウェア・エニックスの簗瀨洋平氏と同・遠藤雅伸氏によると、下記のような見解をうかがえる。(転載元:[CEDEC 2013]海外で盛り上がる「ナラティブ」とは何だ? 明確に定義されてこなかった“ナラティブなゲーム”の正体を探るセッションをレポート)

 ストーリーとは――「始まりと終わり、目的地と経由点が決まっており、何回なぞっても、誰がなぞっても、同じことが起きる」

 ナラティブとは――「時系列が設定されておらず、自分の経験や出来事を通じて語る。またそこには(受け手にとっての))意外性や偶然性がある」

 あくまでも簗瀨氏の定義であり、また、このようにも述べている。

「ゲームは体験であり、この体験が経験としてプレイヤーに刻み込まれるとき、そこにナラティブがあった、と言う」。

 つまり、ナラティブというものは過去のものを定義することを意味するのである。

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