ドミニオン

ドミニオンから見る物語

ドミニオンとは、デッキ構築型ゲームブームの火付け役となった2009年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品である。

 さて、このゲームをプレイしたものも多いだろうが、いかんせんカードの種類が豊富であり、まずはこれらのカードの把握をすることがゲームを優位に進めるための手段となりうるだろう。

 かくいう私も、何度もプレイしたが、カードの特性やそのゲームで使用するカードの組み合わせによってどのような戦略を立てるのか、それだけで頭がいっぱいである。

 最初にプレイしたのは友人宅であるのだが、類似作品をプレイしたことがあったため、とくにルール説明もなく、プレイして覚えろというものであった。

 そして、この記事を書くにあたり、説明書というものを初めて開いてみた(ゲームでも家電でも説明書を読むのが好きなのだが……(笑))。

「プレイヤーは王国の統治者。王国の周囲には領主のいない土地が広がっており、他の統治者よりも早くその領地を確保し、自身の土地であることを知らしめよう」

 なるほど、このような世界が広がっていたのか。納得。

 実際にはもっと事細かく説明が500文字程度で書かれているので、もしプレイする機会があれば読んでいただきたい。

 この物語、世界観は重厚な箱や絵柄に、顕著に表現されている。

 物語とは製作者側の意図であり、プレイヤーが感じ取って、ゲームを楽しむためのひとつのコミュニケーションにもなっている。

 また製作者としては、ともに作る仲間との共通認識にもなるのだろう。

 これからも何度も語ることになるだろうが、物語とはゲームを面白くする、またプレイヤーが楽しむためのエッセンスであると私は考えている。

 良作と呼ばれる作品ほど、舞台背景やプレイヤー設定がしっかりした物語を紡いであるので、これからは、ぜひ物語というものを気にして欲しい。よりゲームを楽しめるようになるはずだ。

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